ゴミ屋敷が火災になってしまうリスク

自分がゴミ屋敷を作ってしまっていたり、親族がゴミ屋敷状態になっているという家庭が近年増えてきています。

外から見て気付かれるようなレベルまではいっていなくても、部屋に不要なものがゴロゴロとしていて、足の踏み場がないというゴミ屋敷予備軍みたいな家庭の数も含めたら、かなりの軒数となってくるのではないでしょうか。

 

ゴミ屋敷はカビや害虫などを招く恐れがあり不衛生なだけでなく、火災となってしまう恐れもあります。

過去にもゴミ屋敷に放火され大火事になってしまったというケースも起きています。

 

では、なぜゴミ屋敷だと他の家庭よりも火災を招きやすいのか、そのリスクの理由に迫っていきたいと思います。

火事 ゴミ屋敷 ブログ 01

ゴミ屋敷が火災になりやすい原因

 

なぜゴミ屋敷は火災を起こしてしまいやすいのでしょうか。

考えられる要因をまとめていきます。

 

ゴミ屋敷が火災になりやすい原因①燃えやすいものが多い

 

ゴミ屋敷の特徴はなんといっても、家の中や外に置かれている物の多さでしょう。

物が多ければ多いほど、火がついた時に燃え移る速度が速いということになります。

 

例えば、ゴミ屋敷にあるどのようなものが火災を招きやすいのかも挙げていきます。

 

ゴミ屋敷で火災を招きやすい物1.食品のゴミ

 

食べた後のカップラーメンやお弁当のゴミなどを溜め込んではいませんか?

食品が入っていた容器などが部屋の隅にたくさん置かれているのも、火災の原因と成り兼ねません。

次第に悪臭もし始め、害虫を呼び込むこともあるので、食べ物のゴミはすぐに捨てるようにするのが安心です。

 

ゴミ屋敷で火災を招きやすい物2.段ボール

 

最近は通販を利用する家庭も増えてきていますよ。

捨てそびれてついつい段ボールを山のように溜め込んでいる家庭もあるかもしれません。

折り畳んであったとしても、元々段ボールは引火しやすい素材となります。

また、ゴキブリやダニは暖かくて湿気のある段ボールの中を好むと言われているので、こちらも溜め込まずに小まめに処分をするようにしましょう。

 

ゴミ屋敷で火災を招きやすい物3.ホコリ

 

意外に思われるかもしれませんが、ホコリもよくある火災の原因です。

特にコンセント付近にホコリが溜まっていると、ホコリに着火し、家が全焼してしまうような大火事に発展したというケースも決して少なくありません。

 

見落としがちなホコリですが、火事になってしまった場合に与える被害は甚大となるので軽視せずに対処するようにしていきましょう。

 

ゴミ屋敷が火災になりやすい原因②放火のターゲットになりやすい

 

ゴミ屋敷は住人の火の不始末から火災となってしまうことももちろんありますが、同様に多いのが放火魔による火災です。

放火はそこの家に対する個人的な恨みのケースよりも、「むしゃくしゃするから火をつけた」という通り魔的行動の方が多く見られます。

 

その際に、ゴミ屋敷は標的として目に留まりやすい物件と言えます。

外までゴミで溢れていたら、短時間で火が燃え上がるのが頭に容易に浮かびますよね。

どうせ燃やすなら派手に燃やしてやろうと考える放火魔もいれば、ゴミ屋敷なら燃やしてもいいだろうと勝手な判断をする放火魔もいます。

 

他の家と比べてルーズな印象を持たれやすいゴミ屋敷なので、ターゲットになりやすいと言えるのではないでしょうか。

 

ゴミ屋敷が火災になった際のリスク

火事 ゴミ屋敷 ブログ 02

万一、ゴミ屋敷が火災を起こしてしまった場合、他の家と異なる点はあるのでしょうか。

ゴミ屋敷ならではのリスクを考えていきたいと思います。

 

ゴミ屋敷が火災になった際のリスク①逃げ遅れる

 

火災が起きてしまった場合、事態は刻一刻を争います。

まずは自分の命を守るためにいち早く外へ逃げ出すことが大切ですが、部屋の中や外にものが溢れていた場合、荷物に躓いてしまったり、荷物に火がついてしまったりと障害物が邪魔で逃げ遅れてしまう可能性もあります。

 

その数秒が命を分けることとなるかもしれないので、動線だけは確保できていた方がいざという時安心できます。

 

ゴミ屋敷が火災になった際のリスク②消火しにくい

 

ものが多いということは、その分火が燃え移りやすいということになります。

ボヤ程度なら自分でもすぐに消火ができますが、ゴミ屋敷の場合火災に気付くのが少し遅れただけで一気に火が燃え広がって自分では消火ができず手遅れになってしまうかもしれません。

 

ものがある分、火災になった消火しづらく、燃え広がりやすいということを知っておかなければいけません。

 

ゴミ屋敷が火災になった際のリスク③近隣まで燃え広がりやすい

 

火災が自宅だけで済めばまだいいのですが、近隣の住宅と密接して立地している場合、自分の家だけで済まず、隣りや前後の家にまで火が燃え移ってしまうことも考えられます。

 

その際に、そこの住居に住んでいる人が火災によって大怪我をしたり、亡くなってしまったら取り返しのつかないこととなってしまいます。

関係ない人の家の平穏まで奪ってしまいかねないので、迷惑を掛ける可能性があることを頭に入れ、火災に対する対策をしておいた方がいいでしょう。

 

ゴミ屋敷の火災で大きな被害を出さない為にできることは?

火事 ゴミ屋敷 ブログ 03

では、火災を招かないためにすぐにできる対策はどのようなものが挙げられるでしょうか。

 

ゴミ屋敷の火災対策①片付ける

 

基本的なことになりますが、ものを少なくしていくのが1番です。

1度に全てを片付けなくてもいいので、まずは歩けるスペースの確保をなど目標を決めてコツコツと減らしていきましょう。

ゴミ捨ての日に1袋分ずつ捨てるなど、達成可能な目標を決めるのもいいですね。

自分の手ではどうにもできないと思ったら早めに業者に相談してみるのも一つの方法です。

 

ゴミ屋敷の火災対策②火災保険に入る

 

火災を起こしてしまわないことがベストですが、気を付けていても不測の事態が起きてしまうかもしれません。

火災保険に入っておけば自宅の修繕費が賄えたり、家財に対する補償があるものもあります。

 

また、火災によって起きた損害を補償してくれる「損害補償金」の他に、火災で住むことができなくなった期間分のホテル宿泊費や、近隣へのお見舞金などをカバーしてくれる「費用保険金」というものが付けられるプランも販売されています。

 

最近の火災保険は自分が必要だと感じる項目を1つ選んで加入していくオーダーメイド型のものが多いので、他の家よりもリスクが高いゴミ屋敷ならば補償の厚い火災保険に入っておくのが安心です。

 

まとめ

 

ゴミ屋敷はものが多い分、他の家よりも火災になった場合、被害も大きくなりやすいことが分かりました。

大きな火事を起こしてしまったら、自分の住むところにも困りますし、それだけでなく、周辺の住宅の人たちにも多大なる迷惑をかけてしまう事態になりかねません。

 

起きてしまってから後悔しても遅いので、火災を起こしてしまわないように、できることかた1つ1つ対策をしていきましょう。