久しぶりに帰省してみたらゴミ屋敷になっていたという事例を経験したという方は少なくないでしょう。
生まれ育った実家がゴミ屋敷になっていたら非常にショックですよね。
そんなゴミ屋敷になってしまった場合の、ゴミ屋敷になってしまう理由や対処法ついて紹介して行きます。
もったいないから捨てられないと、着られなくなった服やちり紙など処分しても良いものが捨てられず、どんどん部屋に物が溜まってしまいます。
結果的に床が見えないほどのゴミ屋敷化してしまうケースがあります。
ゴミ屋敷の家主には、収集癖の方もいます。
絶対使わないようなゴミや道端の石など、あらゆる不用品を収集していることがあります。
自宅に不用品を引き取ることを、良いことをしていると思っている人もいるほどです。
実家や生活した部屋が物に溢れている状態で、それが当たり前になっている方もゴミ屋敷になりやすいです。
散らかっている部屋の方が落ち着くという人も中にはいます。
買い物でストレス発散するタイプの人も、ゴミ屋敷化しやすいです。
通販番組やネットショッピングなど、お店に買い物に行かなくても物が手に入れることが可能になりました。
買ったものも勿体無いので捨てられないという負のスパイラル状態で、あっという間にゴミ屋敷化してしまうのです。
ADHDなどの発達障害は子どもに多く見られがちですが、実は大人になってから診断される例もあります。
注意欠陥・多動性障害の人は、物事を計画的に実行することが難しく、注意が次々に移ってしまう特性があります。
整理整頓が苦手な人が多く、例えば、結婚後に主婦になって片付けられない自分に気づく女性もいたりします。
実家の両親も高齢になり、体力も低下して掃除が億劫になったり、夫婦のどちらかが亡くなり無気力になり、認知症を患ったりと様々な要因が見られます。
それらが原因で気づいたらゴミ屋敷になっていた例もあります。
こまめに電話でのやりとりをしたり、様子を見に行ったりして異変に早急に気づけると手が付けられない状況を打開できるのではないでしょうか。
実家の片付けをする際に気をつけてほしいことが、話し合いをしてから片付けに取り掛かってほしいということです。
勝手に片付けた後に、大事にしていた物がないなど家族間のトラブルになり兼ねないからです。
なぜゴミがここまで増えてしまったのか、捨てたくないのかなどまずは意見を受容することから始めましょう。
また、このままの状態で暮らすことによって起きる、健康的や火災などのリスクもお伝えすると片付けようという気持ちになる方も多いです。
話し合いが終わった後に行うことが、片付ける順番を決めることです。
まずは思い出の品など大切なものとそれ以外のゴミに分けて片付けましょう。
まずゴミ屋敷になっていると足の踏み場もなくなっている場合が多いので、まずは足元の確保をすることから始めましょう。
綺麗な空間で過ごすことが気持ち良いことを思い出してもらうと、片付けようと前向きになりやすいです。
実家や家族がゴミ屋敷になってしまった場合に解決する手段の一つとて、ゴミ屋敷清掃業者に依頼することがあります。
自分たちで片付けることが困難な量になってしまうと、家の中で身動きが取れない、ゴミが崩壊して怪我をしてしまう恐れがあります。
そのようなことを防ぐためにも、ゴミ屋敷の片付けに特化した業者に依頼した方が安心です。
ゴミ屋敷清掃の専門業者は何社もあるので、一括見積りをしてもらい、一番納得いくサービスや料金で依頼しましょう。
家の大きさや作業人数によっても料金が異なるので、まずは相談してみてください。
何よりメリットは、自分たちで片付けようとすると何日も掛かる作業が短い時間で終わり、ゴミの仕分けなどもしてくれるので後々の手間も省けます。
ゴミ屋敷になりやすい人の特徴や対処方法について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。
実家がゴミ屋敷になってしまう前に気づいて早急な対処をするのが一番です。
しかし、現状は手に負えない状態になってしまうことも少なくありません。
まずは現状を受け止めてできることから始めてみましょう。
話し合いをして、実家の家族の要望を聞く、どうしていきたいのか方向性を決める、自分たちでは難しい場合はプロの力を借りるなど一番良い方法を見つけてくださいね。